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COLUMN 開国の歴史とライオン みなとよこはま 横浜サイクリング

ヨコハマサイクリングマップ

江戸時代、ペリーの来航により鎖国から開国への歴史を刻む日米和親条約が締結された横浜市。開国の歴史文化に触れる施設が整備された商業施設の中に点在する観光都市。

東京都心とはまた違った雰囲気の街をサイクリングで巡る「ヨコハマサイクリングマップ」を参考に、みなとよこはまのサイクリングスポットを訪れた。

参考:横浜市自転車ライフポータルサイト WEBサイト(外部リンク)

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横浜スタジアム~中華街

起点としたのは、横浜DeNAベイスターズのホームスタジアムである横浜スタジアム。スタジアムは周囲も含めて横浜公園として整備されていて、スタジアムの脇には彼我庭園という日本庭園がある。

実はこの横浜公園、1876年に開園した日本最古の公園で、当時は外国人、日本人の双方が利用できた公園という事で彼我公園(彼=外国人、我=日本人の意味)と名付けられていた。明治の時代に一度は取り壊された庭園だが、昭和後期に再度日本庭園が整備、その後2017年に彼我庭園と定められ、紅葉のスポットとして憩いの場となっている。

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横浜公園からスタートしオフィス街を通り抜けながら中華街へ。昼間はグルメスポットを巡る人で賑わう通りも朝方は静まり返り、開店準備に勤しんでいる姿に昼間の忙しさを思い起こさせる。

昼間のグルメ巡りなら近隣の駐輪場に自転車を置いて歩いて巡るのがおすすめ。

通りには龍をモチーフにした風船の飾りが泳ぎ、中華街ならではの雰囲気を味わう事ができる。

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山下公園

中華街を後にして山下公園へと向かう。この一帯、みなとみらい周辺地区は自転車レーンがあまり整備されておらず、車道の左側、もしくは自転車走行可能な歩道を行く事になる。いささか走る場所に戸惑いもあるが、街はゆっくりとした雰囲気のため、のんびりサイクリングを楽しめる。

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山下公園内は自転車の走行は禁止されているため、押して公園内へ。岸には重要文化財の日本郵船氷川丸が係留保存されていて、みなとよこはま感を盛り上げてくれる。

この氷川丸、1930年にシアトル航路用として就航してその役目を終えるまでに254回もの太平洋横断を行ったという貨客船。戦時中に3回の触雷に遭うものの沈没せずに戦後も貨客船として活躍。現在は内部が一般公開されていて見学ができる。

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海を眺めながら園内を歩くと、芝生広場には太極拳やヨガで健康づくりをする人たちの姿。中華街からの太極拳。何か本場中国に来た雰囲気さえ出てくる。

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開港資料館~赤レンガ倉庫

1854年、それまでの鎖国の歴史に終わりを告げる日米和親条約が締結。この開港資料館のある場所が、条約締結の地。

日本の近代化へと進む事になるターニングポイントとなった歴史的場所には当時の様子を伝える開港資料館が隣接されている。

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銀杏並木を見ながら、赤レンガ倉庫へ。年末ともなるとイルミネーションとクリスマスマーケットが催され多くの人で賑わう。

横浜税関の保税倉庫として明治期に建設され、現在では一帯が商業施設と公園として整備され、シンボリックな赤いレンガの建物は写真スポットとしても人気のある場所だ。

あぶない刑事など、横浜が舞台のドラマのロケ地としても有名。訪れたら脳内にテーマソングが流れるのは間違いないだろう。

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ワールドポーターズ~日本丸

広々とした歩道内をゆっくりと自転車で進みながらワールドポーターズから帆船日本丸へと向かう。目の前には観覧車のコスモクロック。全高112.5m、世界最大の時計付き観覧車が街中にあると迫力が増す。横浜サイクリングの途中、周辺からチラチラと見えていた観覧車だが、いざ間近で見るとよく倒れたりしないものだと感心する。

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横浜市はカナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー市と姉妹都市を結んでおり、日本丸メモリアルパーク内にはバンクーバーから寄贈されたトーテムポールが設置されている。

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1930年に進水、航海練習船として活躍し現在では重要文化財として指定され山下公園の日本郵船氷川丸同様に見学ができる。

伊勢山皇大神宮~野毛山動物園へ

これまで海沿いを巡っていたサイクリングも山場を迎える。JRの線路を越え紅葉坂を山側へと進む。

まずは伊勢山皇大神宮。歴史は浅く、明治期に外来文化と接する横浜の精神的支柱とするための総鎮守として鎮座。これまで様々な神社を巡ってきたが、珍しい成り立ちの神社だ。

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紅葉坂から伊勢山皇大神宮、そして野毛坂と急な坂道を行く。電動アシストサイクルの本領発揮、いやむしろ電動アシストサイクルでなければ登れないかもしれないと思わせる坂道だ。登った先には、野毛山動物園。横浜サイクリングのフィナーレを飾る動物園に入る。

入場料は無料だが、ライオン、ツキノワグマ、キリン、ワニ他爬虫類が飼育されており、ゆっくりと動物達を見て楽しむ事ができる。

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入口と道を挟んだ歩道橋の下にある駐輪場に自転車を置いて入場。大型の動物からコンドルやフラミンゴなどの鳥類、カメやニシキヘビといった両生類、爬虫類も展示され、たっぷりと時間をかけて訪れたいスポットだ。

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なかなか思うように飼育小屋の中から出てこないライオンだが、小屋の中から吠える声は怪獣なみの迫力があった。

歩道をゆっくり、車道左側、自転車レーン

横浜サイクリングでは、歩道に描かれた自転車マークを参考にゆっくりと走行可能な歩道を走る。

もしくは、車道左側や自転車レーンが描かれた車道左側を走る。

公衆トイレの数も多く、グルメスポットにも困らないが、点在する公園には自転車乗り入れ禁止の公園が多いため公園内に入るときは駐輪場に置く、もしくは押して歩くなどの注意が必要。

海岸沿いで終わりがちな横浜観光も、サイクリングで巡ると山側のエリアまで効率的に巡る事ができるだろう。

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  • 開国の歴史とライオン みなとよこはま 横浜サイクリング
  • 横浜スタジアム-中華街-山下公園-赤レンガ倉庫-ワールドポーターズ-日本丸メモリアルパーク-伊勢山皇大神宮-野毛山動物園-横浜スタジアム
  • 距離:約7km
  • 消費カロリー:約200kcal
  • 桜木町駅、関内駅周辺にシェアサイクルが設置されています。

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