COLUMN E-バイク(E-BIKE)とは? 話題の電動アシストスポーツ自転車がすごい!

近頃、自転車業界で注目を浴びつつある「E-BIKE(イーバイク)」について今回は解説!当サイトで紹介しているイベントでもE-BIKEはフル活用されています。自転車未経験の人、体力に自信のない人、女性やご年配の方でも「一緒に」「ペースを合わせて」走ることが出来るE-BIKEの魅力を紹介していきます。
  1. E-バイク(E-BIKE)って何?  
  2. どんな特徴があるの?
  3. こんな人におすすめ
  4. まとめ

1 E-バイク(E-BIKE)って何?  

E-BIKEは電動アシスト機能が付いたスポーツ自転車です。街中で見かけることが多い電動アシスト自転車と似ているようで実際は全く異なる乗り物です。

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近年流行しているクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクと言った「スポーツ自転車」をベースにしており、とても走りが軽く、スタイリッシュで、車種も豊富!なので今後のさらなる発展が見込めるジャンルです。自転車業界全体が注目しているジャンルであり、実際に毎年のように市場が拡大しています。

また、電動アシストの要であるモーターやバッテリーもいわゆるママチャリタイプのものとは大きく異なります。

とてもパワフルで、走行距離も長く坂道や漕ぎ出しがとても軽いのが特徴。

サイクリングを趣味にする人が増えたり興味を持つ人が多い昨今ではありますが、バイクや車と異なり、人力で進む自転車は「体力」と言うガソリンが必要になってきます。初心者や女性の方、ご年配の方などは、どうしてもこの「体力」に不安があってなかなかサイクリングに手が出せないと言ったこともあると思います。

ですが、E-BIKEであれば心配無用です!

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まるで後ろから誰かが押してくれるような感覚でパワフルにアシストしてくれます。

今まで登ることができなかったような坂道も平気で登れてしまうようになります!

一度テストしたときは初心者の人でも斜度30%程度、距離1.2kmの急坂を登り切ることができました。

この特徴を活かして今までチャレンジ出来なかったサイクリング コースを走ったり、気楽に乗ることができる移動手段として観光や運動に利用している人も増えています。何より体力差を無くしてくれるので、お友達同士やご家族でのサイクリング 、あるいはサイクリングデートなんて使い方も出来ちゃいます。

実際に最近では観光地に行くとE-BIKEのレンタル自転車が設置されていたり、街中の自転車店で試乗することができる場所も増えてきました。

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「一度乗ると普通の自転車には戻れない!」と言う人もいるくらい、E-BIKE は魅力たっぷりの乗り物です。



2 どんな特徴があるの?

E-BIKEはスポーツタイプの電動アシスト自転車として人気上昇中です。

人気の理由の一つには「走行距離」や「パワフルなアシスト」が挙げられます。具体的な特徴をもう少し詳しく見ていきましょう。

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  • ・走行距離は50km~100km程度が主流
  • ・充電時間は3時間~6時間程度
  • ・一回の充電でかかる費用はおおよそ10円以下
  • ・車体重量は20kg前後が主流。
  • ・タイヤは太いものが多く、安定性に優れている
  • ・ロードバイクからマウンテンバイク、小径車までさまざまな車種のE-BIKEが存在!

E-BIKEの性能は年々上昇しており、走行距離や重量もサイクリングをする上で十分なスペックが揃って来ました。さまざまなメーカーが本格的に開発を始めた結果、選べる車種も今では豊富になりました。

気になるお値段は15万円~35万円程度が売れ筋。メーカーや車種によって異なるポイントではありますが、大手メーカーのものであればおおよそこの価格帯に落ち着いてきます。

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使い方はとても簡単でバッテリーをセットしてスイッチパネルの電源を入れるだけ。

基本的には電源をONにさえすればあとは漕ぐ力に合わせて自動的にアシストしてくれます。

車種によってはバッテリーにスイッチがあったり、フレームにパネルが内蔵されているものもありますが、いずれも操作に困ることはありません。とてもシンプルで使いやすいように設計されています。

バッテリーは取り外しが可能で、家庭用のコンセントで充電できるものがほとんどです。携帯電話やスマートフォンのようにバッテリーにも寿命があり、おおよそ5年~10年程度で買い替えが必要と言われています。

走行するのに免許は必要なく、普通の自転車と同じ感覚で乗ることが出来ます。

サイクリングは勿論ですが、通勤や通学で使うために購入する人も増えています。日は日常使いとして使用し、休日は遠出のサイクリングで使う、なんて使い方が出来るのも魅力的!



3 こんな人におすすめ!

このように電気の力で誰でも楽にサイクリングが出来るようになるE-BIKE。最近ではE-BIKEを活用したフィットネスやサイクリングツアー、小旅行が人気を集めています。

■運動不足解消に

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E-BIKEは身体への負担を抑えつつもしっかりと運動することが出来る乗り物です。近年アウトドア遊びが流行しておりその中でも自転車が注目を集めていますが、体力面で自身が無い人もたくさんいる中でE-BIKEはそんな不安をカバーしてくれます。

「電動だから運動にならないんじゃないの?」と思われがちですが、実際に漕いでみるとしっかりとした運動になります。漕ぎ出しや登り坂等、身体への負担が大きい部分を補ってくれるので、結果としてより長時間運動でき、より遠くまで走ることが出来るようになり、良い運動に繋がります。

サイクリングはもともと身体への負担が少ない運動と言われていますが、E-BIKEを使うことでより効率的な運動をすることができます。コロナ禍でなまった身体を活性化させるためにもE-BIKEは魅力的な選択肢の一つと言えます。



■グループでのサイクリング

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また、E-BIKEは「誰が乗っても同じ速度に落ち着く」という特徴があります。

これは日本の法律、規格によって電動アシスト機能に一定の制約が設けられているためです。

具体的には時速24km/hで電動アシスト機能がカット(停止)されるように設計されており、各速度域におけるアシストパワーもおおよそ一定になるように作られています。

もちろんメーカーや車種によって多少の差はありますが、例えば全員がE-BIKEに乗っていれば

グループサイクリングでペースを合わせて走ることが可能になります。

人力で走る自転車は体力や経験値によって走るペースが大きく変化するゆえに、複数人でペースを合わせて走るのが難しい乗り物でしたが、E-BIKEの登場によってその問題が解消されました。

実際にしまなみ海道や琵琶湖と言ったサイクリングに人気の観光地では、夫婦やカップルでE-BIKEを借りて男女の体力差関係なく一緒に走っている光景を目にすることが出来ます。

■ロングライドやヒルクライム

もちろん本格的なサイクリングにも使えるのがE-BIKEの魅力。

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例えば今話題のしまなみ海道縦走や、琵琶湖一周サイクリング、伊豆半島ヒルクライムや、霞ケ浦一周などにも大活躍してくれます。

特に勾配、坂道がたくさんあるような道であればあるほど力を発揮してくれます。

乗鞍高原のようなひたすら登るような場所であれば、ロードバイクよりも速く楽に登ることが出来る場合も!

ただしE-BIKEの仕組み上、24km/hの速度規制があるため平坦~下りの道では、純粋なスポーツサイクルよりはペースが遅くなる傾向にあります。休憩なども考えて時間には余裕を持ってサイクリング計画を立てることをおすすめします。初心者の人であれば15km=1時間~1時間半程度を見越しておくと良いでしょう。「1km進むのに3分~5分」という目安もあるので参考にしてみてください。



■普段使いに

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通勤や通学に電動アシスト自転車を使う人が増えています。とある学校では電動アシスト自転車の普及率が80%を超えるなんてところもあるくらい、今では一般的な乗り物になりました。そんな日常の足としてE-BIKEを活用するのもおすすめ。

先述したようにE-BIKEは様々な用途に使うことができ、守備範囲が広い乗り物です。

休日のサイクリングやお出かけだけで使うのではなく、普段からたくさん乗ることでその恩恵もたくさん受けることが出来ます。パワフルなアシストだけではなく、スポーツ自転車としても性能が高いものが多いため、乗っている時のペダルを漕ぐ軽さだったり、曲がりやすさ、変速操作のしやすさ、ブレーキ操作のしやすさなどは、日常使いで気持ち良く移動するにもうってつけです!

少々お値段が張るE-BIKEも毎日乗ることで元が取れるくらいになるかもしれません。年間の電車やバス代、ガソリン代と比較してみると意外とE-BIKEの方が安い!なんてことも・・・?



4 まとめ

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E-BIKEはとても使い勝手の良い乗り物です。体力面の不安を取り除いてサイクリングを楽しむことに集中できるE-BIKEは年々普及が広がっています。ガイド付きサイクリングツアーやイベントでも大活躍で注目度が上がり、近年では駅や公園、観光協会のレンタル自転車としても目にする機会が増えてきました。

購入前にはそういったレンタル自転車でE-BIKEを試してみるのも良い選択肢だと思います。

(当サイトではE-BIKEのレンタル自転車サービスも実施していますので、気になる方は是非こちらをご覧ください。)

自転車未経験の人、体力に自信のない人、女性やご年配の方でも「一緒に」「ペースを合わせて」走ることが出来るE-BIKEはまさに次世代の乗り物!是非機会があれば乗車してみてその性能を確かめてみてください。


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