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COLUMN 輪行(りんこう)って何?電車に自転車を載せる方法

輪行(りんこう)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?輪行をうまく活用すればサイクリングの楽しみ方が広がること間違いなし!車やバイクにはない自転車ならではのメリットが詰まった輪行。まずはその概要やルールについての理解を深めて、実際にチャレンジをしてみましょう!
  1. 輪行って何?
  2. 輪行のメリット
  3. 輪行のルール
  4. まとめ



輪行って何?

輪行(りんこう)とは、自転車を分解して専用の袋に収納し公共交通機関を使って運搬・移動することです。
つまり!自転車はバラシて袋に入れれば電車に乗せられるんです!

これだけでも夢が広がると思いませんか?
サイクリング中に疲れても輪行さえ出来れば電車で帰ることが出来ます。



現在の日本における輪行は海外とは異なる独自の文化の上で発展してきた手法です。手荷物料金もかからずにルールさえ守れば全国各地を輪行旅できるというのは嬉しい限りです。

だからこそ定められたルールをしっかりと理解していくことが重要。輪行についてのルールにも触れていきますので、これから輪行に挑戦したい!と言う人もぜひ次章以降を読んで理解を深めて頂ければ幸いです。

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このように段ボールを活用して飛行機で海外へ輪行するなんてこともできてしまいます。夢が広がりますね!

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ちなみに海外や一部の国内の列車では自転車をそのまま電車に乗せることが出来る「サイクルトレイン」と呼ばれる車両が走っているところもあります。全国各地にこのような電車が広がればサイクリングがより楽しみやすくなりますね!実際にはまだまだ普及していないのが現状です。



輪行のメリット

輪行のメリットは何といっても公共交通機関を使って移動することが出来る点にあります。

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自転車は自力で移動するエコな乗り物ですが、それ故に行動範囲に制限があります。
体力的、時間的な制約がどうしてもかかってしまい、自宅からスタートするだけでは、何度かサイクリングしていくうちに

「楽しいけれど、いつも同じ場所を走るのは少しマンネリ・・・」
「もっと遠くまで走ってみたいけれど、帰りの体力を考えるとここで折り返さないと・・・」

と言う壁に当たりがちです。
が、輪行を駆使すればそんな状況を打破出来ちゃいます!

輪行のメリットは


・片道分の体力でより遠くまでサイクリングできる
・知らない土地まで一気にワープすることが出来る
・ルート、行程の自由度がアップする
・万が一のトラブルの時にも輪行が出来ると安心


といったメリットが挙げられます。



輪行のルール

さて、実際に輪行をするにためにはいくつか守るべきルールがあります。
ここでまとめてみましたので、まだ輪行をしたことない人、これから輪行をしたいと思っている人の参考になれば幸いです。


1 自転車が分解されていること


自転車をそのまま電車や飛行機に乗せることはできません。必ず分解もしくは折りたたむ必要があります。
ですので輪行をするのであれば、分解のしやすいスポーツタイプの自転車が候補になってきます。

ここで言う分解とは「前後の車輪(ホイール)」を外せることを指します。詳しい輪行分解・組み立て手順は別記事で紹介いたしますが、前後の車輪さえ外すことが出来れば、自転車は一気にコンパクトにすることができます。
また、コンパクトさは少し犠牲になりますが、前輪のみを外すタイプの輪行も存在します。これも別記事で紹介いたします。

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スポーツ車の代表格であるロードバイクやクロスバイクの多くは車輪を簡単に取り外しができるように作られているため、分解作業も比較的容易です。
また折り畳み自転車であれば慣れれば数分で折りたたむことが可能です。

一方でオフロード走行をするために作られたマウンテンバイクや、タイムトライアル競技用に作られたタイムトライアルバイク等、分解こそできるものの非常にかさばるために輪行に向いていない車種も存在します。

ですのでまずは前提条件として、自転車が分解できることが挙げられます。


2 専用の袋に完全に収納すること


自転車を分解しただけでは輪行することが出来ません。輪行用に作られた専用の袋に収納する必要があります。これは各鉄道会社や航空会社で定められているルールでもあります。

また、自転車の一部が袋からはみ出していることも基本的にNGです。袋の中にきれいに収納されている必要がありますので、ご注意ください。

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これは駅構内やホーム、電車内で自転車の突起部分が他の乗客の方に接触して怪我をさせてしまわないようにするためでもありますし、大事な自転車を守る目的もあります。自転車は分解したとはいえ、手荷物としては中々に大きな部類です。しっかりと袋に収めていないと、思いがけないところで中身が飛び出してしまったり、他の乗客に接触して汚してしまう、破損してしまうなど、トラブルに繋がる可能性があります。

輪行をするためには必ず輪行袋の中に自転車を完全に収めましょう!


※公共交通機関によってルールが異なる場合があるため詳しくは各社のホームページなどをご覧ください。


3 混雑時間帯を避ける


これはルールと言うよりはマナー的な話でしょうか。

先述したように輪行袋に収納しているとはいえ、やはり自転車ですからそれなりにかさばります。
重量はそこまでありませんが、サイズ的にはスーツケースを縦に3倍、横に2倍にした程度のサイズ感です。
ですので可能であれば混雑時間帯を避けるのが望ましいと言えるでしょう。

筆者も一度やむを得ない理由で満員電車に近い状態の電車で輪行をしたことがありますが、周りの方に迷惑をかけてしまいましたし、私自身、なんとも肩身が狭い思いでやり過ごした経験があります。

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大きな荷物なので一般的な電車であれば車両最後部(最前部)や、特急列車等であれば荷物スペースに置きたいところですが、混雑時間帯はすでに他の乗客の方がいらっしゃったり、荷物が置かれている可能性もあります。

スムーズな輪行のためにもなるべく混雑時間帯を避けるようにしましょう。


4 複数人で輪行するときは車両を分散させる


3とリンクするような内容ですが、仲間と一緒にサイクリングをしに輪行するときなどは、利用する車両を分散させるのがベターでしょうか。やはり荷物が大きいので、複数人が同じ車両に集中すると混雑状態を生んでしまいます。
スペース的にゆとりがあれば大丈夫ですが、日本の鉄道においてはどうしても荷物が置けるスペースが限られてしまいます。あくまで共用スペースであることがほとんどなので、他の乗客の方との兼ね合いも含めて、可能であれば複数人で輪行するときは分散するようにしましょう。

ただし複数台分の輪行袋をまとめて置いた方が結果的にコンパクトになる場合もあります。
明確なルールがあるわけではないので一概には言えませんが、周囲の迷惑にならないように考慮することが大事です。



まとめ

筆者も輪行を始めてから行動範囲が一気に広がりました。
今まで走ったことがない場所を走ることが出来るのは、なんとも楽しいものです。

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また輪行をすることで今までよりも多くの土地に興味が持てるようになりました。
それこそ旅行感覚で
「今度はあの土地を巡ってみよう」
「〇〇を食べに行こう!」
「連休を使って〇〇から〇〇まで走破してみよう!」
と言ったようにいろんなプランを立てるのが楽しみで仕方がありません。

輪行自体は最初はとっつきにくいものかもしれませんが、輪行袋を用意し、家で輪行の練習(分解と組み立て)を2~3回してみて、よく知った路線から始めれば、誰でもできるようになると思います。
是非、輪行の「可能性」を体験して頂き、みなさまの自転車ライフの幅が広がることを願います。

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ライター情報
名前:ねりな
ひとこと:旅先での温泉巡りが趣味